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ホテルの目の前はマラガ駅。 今日はマラガからマドリッドへ スペインの新幹線AVEで一気に移動する。 10時の便で行くつもりが、まだ9時便があるよと 駅員さんが気を利かせて取ってくれた。 が、出発まであと10分、、、。 あわてて朝食の紅茶とパンを買い、 AVEに乗り込む。 DUNKIN DONUTSならぬDUNKIN COFFEE。 これがスペイン版新幹線AVE。 車内は無機質な日本の新幹線に比べて、 木目などを上手く使い上品な雰囲気。 ドアも透明で圧迫感もない。 ヘッドフォンが配られ映画も見れる。 やるなAVE。 マドリッドまでたったの2時間ちょいで着く。 今までのバスの旅は何だったんだろう。 マドリッド着。 洗練されたデザインのアトーチャ駅に驚く。 ホームから斜めに登る動く歩道。 バリアフリーステーションだね。 でも何もかもがキレイ過ぎて逆に違和感がある。 なんだかモロッコが懐かしい。 AVEの一番の良さは、車両ではなくその乗務員。 乗車中の接客の良さははもちろん、 降車時も出口で最後の乗客まで見送る。 ここにきて僕の体力は限界をむかえました。 疲れからくる体調不良で身体が重くフラフラする、、、。 しばらくアトーチャ駅で動く気になれず、 じっとスーツケースに座り込む...。 本当はここからトレドへも行ってみようと思っていたが、 さすがに断念し、マドリードでおとなしくすることに。 駅構内にあるアート。 光の下に立って写真を撮るとキレイだが、 一人ではできない...。 とりあえずホテルを決めて早く休みたい。 動きの取りやすそうなグランビアへ地下鉄で移動。 マドリッドは地下鉄も明るくてキレイ。 車体も落書きもなくキレイ。 グランビアで適当に歩いてて見つけたホテルは、 駅にほど近い建物の4階にあった。 こういうエレベーターで上がらないとフロントは出てこない。 各階でホテルが違います。欧州ではこういうホテル多いですね。 この丸見えエレベーター結構好きなんだよね。 このホテルは安い割に今までで一番満足できた。 何よりシャワーが完璧。 いままで何度も海外に来てて、 こんなに水圧があり、温度調節も完璧なのは初めてだ。 安心してひとまず14時まで寝て休むことにするが、 結局起きたのは15時だった。 行動開始。 ホテルの前の広場。いい目印があるな。 ちなみに泊まっているのはこのホテルではない。 マドリッドの中心街は案外狭いので、 なるべく歩いて行動することに。 基本的に知らない街を把握するには、 途中が見えない地下鉄よりも、歩くか自転車か車にかぎる。 僕が今回のような旅をするのも、 街だけが知りたいのではなく、 世界はどうつながっているのかが知りたいから。 アフリカ大陸と欧州だってこういう距離感なんだなとか。 なので体調悪いけどゆっくりと歩きます。 おおっと! 大変なものを発見!! ミニーの正体が分かってしまった!!! 暑いから顔を出して歩いてます。 スペインにはディズニーランドがないから やりたい放題なんだな。 ニセモノは中国だけではないみたい...。 東京の日本橋にあたるプエルタ・デル・ソル。 何が日本橋かというと、0km地点なんだそう。 ここにはマドリッドの紋章になっている 熊の像もある。 そのまま広場を突き抜けて進みます。 マドリッドの街並みはとてもキレイ。 でもなんだかアトーチャ駅同様に、 キレイ過ぎてモロッコがなつかしく思える。 あの退廃した世界観キライじゃないんだよね。 少し道を間違えても20分で目的地に到着。 ここはプラド美術館。 基本的に美術館には興味がないのだけど、 マドリードには気になる絵が2つある。 ベラスケスの「ラス・メニーナス」とピカソの「ゲルニカ」。 残念ながら別々の美術館なので、 まずはベラスケスを見にプラド美術館へ来たわけ。 ベラスケスがお出迎えです。 こちらはゴヤの像。 館内では、目的の絵はしっかりと堪能できたが、 その他をゆっくり堪能するまでもなく、 気付けば美術館外のベンチで寝てしまう。 身体が悲鳴をあげている...。 しばらく休んでからゆっくりとソフィア王妃芸術センターへ。 ここは20世紀の現代美術を集めた美術館。 休み休みの鑑賞だったけど、 やはり「ゲルニカ」は見ておいて良かった。 圧倒的な存在感だったなぁ。 その他にも斬新過ぎて意味が分からない作品や、 ミロやダリなど著名な作家も多く、 美術通ではない僕でもなかなか楽しめました。 そういえば、マドリードに入ると、 途端に日本人が増えたことに気付く。 それまではフェズのホテルで出会った ツアー客の女性2人組だけ。 なので日本人がいることに変に違和感を覚える。 もう限界です。 ゆっくり歩いてホテルに帰りましょう。 肉屋がやっているバル。 イベリコ豚食べたいけど、今日は無理。 今夜は早く帰って寝て、明日堪能しよう。 とは言え昼は何も食べていないので、 どうしようかと考えていたら、 こんな野菜&フルーツジュースのお店発見。 ニンジン中心のジュースが美味しい。 体にやさしい飲み物でなんだか少し元気になります。 イニエスタなにやってんだ!? まあ本田のミンティアもこんなもんか。 五つ星のウェスティンホテル。 縁がないね。 通りには偉人さんたちの名前が付いているんでしょうか? あちこちにあります。 人気店らしい肉屋がやっているバルの前を 通過しきれずに食べてしまった...。 飲んでしまった...。 結局、後で後悔することに...。 プエルタ・デル・ソルに帰ってきました。 熊の像のお出迎えです。 おおっと! 今度はミッキーの正体まで発見!! な、な、なんと顔を取って子供に渡しています。 これではアンパンマンではないか!!! やりたい放題のこの2人、 マドリッドでは有名なんだろうな...。 マドリッドのパトカーはモダンなデザイン。 パトカーを停めた前のオシャレなバルで、 大勢の制服姿の警官が貸切状態で飲んでいた。 まさかお酒?? そんなことを確認する元気もなく、 ホテルに帰って早々に寝込むのでした。 まだスペインのバルを堪能できてない...。 イベリコ豚が気持ち悪い...。 ーーーーーーーーーーーーーーーー BB的ストーリー名鑑クイズ Vol.9 第一幕はこちら ーーーーーーーーーーーーーーーー
by DIC582
| 2012-09-09 10:09
| 研修旅行記
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