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24日 6:00起床予定
でも、5時過ぎには目が覚め、 ゆっくりとくつろいだフィレンツェの朝を迎えました。 夜が明ける手前の街の色のなんときれいなことでしょう。 この早起きが普段からできるといいんだけど、 そううまくはいかないもんです。 フィレンツェのホテルは、ミラノよりも安かった割に、 駐車場も含まれているし、男性3人部屋は2つに分かれているから 僕は一人で寝る事が出来ました。 なので、朝早く起きても迷惑をかけることもなく 電気をつけてゴソゴソとできたわけです。 ミヤッチ、朝からパパラッチっぽいことしてます。 さあ、今日も出発です。 今日は、フィレンツェ中心街の西南、アルノ川沿いに広がる カッシーネ公園で行われる蚤の市に行きます。 通常、蚤の市は日曜日が多いんですが、 このカッシーネの蚤の市は火曜日開催。 まるで僕らの旅に合わせてくれたような蚤の市です。 ホテルを出てすぐにアルノ川沿いに出ます。 この川の感じ、フィレンツェだな〜って感じです。 いちいち街頭の土台までおしゃれです。 この景色、そのまんまきれいな絵画の世界観です。 かといって、水がすごく澄んでいるというわけでもない。 街自体がのんびりしている印象です。 鴨もアヒルものんびりです。 途中で見つけた落書き。並ぶと面白い。 どうせなら飛び上がってもらえばよかったなぁ。 見つけましたカッシーネの市。 日用雑貨、衣類、近郊の生産者の新鮮な野菜や蜂蜜、 チーズやハム、アンチョビなどの塩漬け魚類、 オリーブや乾燥トマトなどが並び、 フィレンツェの人々の日常食生活がかいま見れます。 そう、ここはローマの蚤の市と違って、 地元の人が普通に買い出しに来る市場みたいな感じです。 チーズもこんな感じでズラ〜とありますが、 ここでこんな大きいの買ってもどうしようもない...。 こんな乾燥フルーツも。 試しにキュウイを€1買ってみました。 CosiCosiです。 お花もキレイ♪ まあ、これもここで買ってもどうしようもない....。 見てるだけで十分気分は良くなります。 ここカッシーネの蚤の市では、 かわいいグラスや日用雑貨を少し買いました。 それにしても川沿いにまっすぐに長〜く続くので、 結構疲れました。休憩です。 今回は蚤の市を旅の前半の目的にしていたせいで、 こんなきれいな景色で撮っても、 ビニール袋がすべてをぶち壊します...。 一通り見終わったので街の中心へ戻る事に。 交通機関が目につかないので、 とりあえず向こう岸に橋を渡ると、 なんともいい感じの古いフィアットが...。 余り見かけない色なので写真に撮っていると、 おじいちゃんが声をかけてきて、 「これ、わしの車なんだよ♪」と、 英語だったので、少しお話する事に。 おじいちゃんは「この車は1966年製でな〜」 などと言いながら名刺までくれて 好意的におしゃべりしてくれます。 これはチャンスと思い、 「ねえ、このカップ持ってポーズ取ってくんない?」 「うん??」 僕が名刺を渡すと、 「ああ、広告かぁ!」と理解してくれて OK!とポーズを取ってくれました。 「ありがとう。でももっとこう自然に... ドアあけて乗り込む感じとか...」 「これでいいのか?」 ああ、おじいちゃん大根役者だねぇ...。 それじゃあ記念写真だよ。 「...OK...サンキューです。」 「それにしても俺の英語も巧くないけど、 お前さんの英語はもっと下手じゃのう」 「...そうだね...ごめんね」 バスもタクシーも電車も見当たらないので、 しばらく歩いて街中へ戻ることに。 すると、住宅街の中にある幼稚園前で、 なにやら仮装パーティーらしきものに出会いました。 紙吹雪もたくさん舞っています。 じつはこの仮装的なものと紙吹雪は ローマでもよく目にしました。 たぶんこれはヴェネツィアのカーニバルと関係あるみたいです。 ヴェネツィアではこの日までカーニバルの真っ最中なのです。 そう、僕らは次の日にヴェネツィアに入るのですが、 1日早ければ本場の仮装カーニバルが見れたかもなのです。 ただ、そうなるとホテルは満室で泊まれそうにないので、 逆に運が良かったと思う事にしたのです。 こんなヒーローも。 こんな陽気な大人たちもいました。 このハリボテ車の中は何なのかな? ちゃんと走ってましたよ。 さすがフィレンツェ? 郵便受けもおしゃれです。 窓枠も鳥カゴみたいでおしゃれです。 この車、出れませんよね...。 イタリアは噂通り、縦列駐車は隙間なく止められていて、 どうにも出られないだろうという状況ばかりです。 なんでも前後の車にぶつけて、 押しながらスペースを作るそうです。 実際にローマでは警備のパトカーが交代を知らせるのに、 先に居るパトカーに車をぶつけて知らせていました...。 あと、気づいたんですが、 イタリアは走っている車よりも、 路駐している車の方が圧倒的に多いです。 きっと自宅の駐車場がない人も止めているんでしょうね。 結局、バスもタクシーも捕まらないまま、 歩いて街の中心街まで戻ってきました。 イケダッチがこの辺りに行きたい版画屋があると言うので、 探してみるが、なかなか見つからない。 で、間違って入ったのが、この額縁屋さん。 観光客よりも地元の人たちが利用しそうなこの店で、 僕はピノキオの絵に見入られました。 でも、結構大きいので、 「これ、中のポスターだけ売ってくれない?」と聞くと、 額縁屋のちょっと太ったメルギブソンは 「これは俺の大事なものだからダメだ。売れないよ」と。 「だけど、たしかこっちに小さいのがあるぞ」と言いながら ゴソゴソと探し出してくれたのが写真のもの。 版画でもなく、ただのコピーなんだろうけど、 僕にとっては価値とかそんなことはどうでもいいので、 これなら額付きでも持って帰れるということで即決。 メルギブソンは誇りだらけの額をささっとほろって 梱包してくれました。 さらに奥のほうから切り取ったいくつもの 新聞記事を出してきました。 それはすべてピノキオの記事ばかりで、 イタリア語で一生懸命説明してくれます。(意味不明) メルギブソンの手書きの地図みたいなのもあり、 「ピノキオってトスカーナ地方のお話なの?」と聞くと、 「もちろんさぁ!」と元気よく応えてくれました。 お別れに唯一覚えた長文イタリア語の挨拶を言うと、 最後の方を声を揃えて一緒に言ってくれて 豪快な笑いとともに抱擁してくれました。 イタリア人は陽気ですね。 このテープディスペンサーは メルギブソンのお店に有ったもの。 こうゆうカッコイイ文房具探してるんだよねぇ。 やっと見つけた版画屋。 ここでも素敵なバレリーナの少女の版画を発見。 娘がバレエを習っているので、 自宅にいいなぁ〜と思ったが、€30もする。 ちょっと無理だな〜と思っていると、 女主人が€20にしてあげますよと、 言わなくても値引きしてくれました。 額はないので、娘と一緒に日本の額縁屋に行き、 本人に選ばせよう。 こういうのもいい経験になるよねきっと。 お腹が空いたのでランチタイム。 版画屋の目の前のお店へ。 ここはBuono!!!!!! パスタもリゾットも絶品です! 僕のいろいろ野菜のリゾットは、 日本ではちょっと味わえないかも。 さて、いよいよヴェッキオ橋。 おぉ、きれいですね〜。 ねえシャリョッチ、 それじゃあパパラッチみたいだよ。 怪しいので、早くヴェッキオ橋へ行きましょう。 イタリアのチェスの駒は凝ってますね〜。 他にもいろいろありました。 ヴェッキオ橋のたもとのキオスクにて発見! こんなところで日経新聞が売られているとは。 日本では、こんなプライスカードの出し方ないよね。 パンに突き刺さっているよ...。 みんなはお腹いっぱいで遠慮したけど、 僕はフィレンツェのジェラードに挑戦。 コーン部分のチョコクランチが魅力的でした。 Buonoだけど、食べきるのは大変。 ヴェッキオ橋の上ではやたらと 南京錠がいっぱいありました。 これはイタリアの流行で、 恋人同士が橋に南京錠を掛けて、 その鍵を川に投げると永遠の愛がなんたら...。 なんてことらしいのですが、 みんながやって欄干が歪んだため、 今では禁止されているそうです。 でも、いっぱいありましたけどね。 橋の上で出会ったリリーフランキー。 ミヤッチが同じポーズをとっていたら 声をかけられました。 なんでもおいしいコーヒーを求めて イタリアを1ヶ月ほど旅しているんだそうです。 ユースホテルに泊まったり、 たまには野宿したりだとか...。 この時期に野宿? 死んじゃうよ...。 若いってすごいです。 フィレンツェの大聖堂(Duomo)。 典型的なイタリアゴシック様式の教会だそうです。 たしかにすごいのですが、 ここまで来るのに朝からず〜と歩きだったので、 中まで見る元気はもうなく...。 このオート三輪、かわいいです♪ フィレンツェではよく見かけます。 まるで「オールウェイズ三丁目の夕日」みたいです。 結局、フィレンツェは全部徒歩で巡りました。 歩き疲れたところですが、 ここでフィレンツェとお別れです。 明日のヴェネツィア行きを考えて、 今日のうちに少しでも進むために、 ボロ−ニャに移動しておくのです。 ホテルに預けておいた荷物を取って、 さよならフィレンツェです。 フィレンンツェからボローニャまでは、 車で1時間半ぐらい。 日が沈む前に到着する事ができました。 ボローニャは今まで見て来た街に比べると、 古い建物も少なくて、なんだかイタリアっぽくない。 ビジネスっぽいというか普通のビルも多く、 そしてなんだか暗いイメージ。 とりあえず、ホテルを探すために 一度味をしめたインフォメーションセンターへ。 それは街の中心地の大聖堂の前にありました。 この大聖堂なんだか途中で建て増ししてますね。 何があったんでしょうか? フィレンツェほど安くはないけど、 駐車場付きのホテルはすぐに見つかり、 早速移動することに。 ここでミヤッチが気づいたのは、 今回の旅のホテルは全部「A」から始まっているということ。 ローマがAscot、フィレンツェがAlbion、 そしてボローニャがAstoria. ひょっとしてこのまま... いえ、残念ながらヴェネツィアは予約していて、 名前は「Rossi」です。 お腹がすいたので夕食に徒歩で出かけます。 あらかじめインフォメンションセンターの 女性に聞いていた、彼女大絶賛のお店へ。 お店の名前は「DIANA」。 ダイアナではなく、ディアナと読むそうです。 ダイアナは英語読みだそう。 このお店は老舗らしく、店内は伝統的な印象。 スタッフもプロ意識が高そうですし、 お客も地元の人が多く、常連っぽい年配の方も目立ちます。 8時に入った時には少なかった客が、 気がつくと満席状態になってました。 イタリアの人は夕食が遅いんですね。 で、ここの料理ですが、Buono!!!!!!です。 ボローニャですから、当然ますはボロネーゼ。 そしてラザニア、わけわかんないパスタ。 女性に聞いたおすすめ料理はどれもとても美味しい♪ ところで、お昼に妻にメールしたら、 「我が家は今日はミートソースパスタだよ」と。 奇遇だねぇ、ここはボローニャ、 ボロネーゼの発祥の地です。 写真中央にいる人は、 ここのフロアチーフのジョージクルーニー。 冷静沈着でクールに現場を仕切ります。 その仕事ぶりを見ていて思い出しました。 この人、恵比寿にもいます! うちの事務所の隣の恵比寿南郵便局の窓口の男性! 仕草といい、仕事ぶりといい似てます!! 嫌な客にも、どんな仕事にもクールに対応。 そしてお客には笑顔。 機械よりも動作が速いので、 機械のボタンを何度も連打します。 でもクール&笑顔。 その一連の動きの仕草が ボローニャのジョージクルーニーにそっくりです。 ボローニャは遠いけど、 ぜひ一度、恵比寿南郵便局へ行ってみて下さい。 入ってカウンター右側の短髪の男性です。 脇役俳優のスタッフがお肉をその場でカット。 ほら、おいしそうでしょ♪ ところで、ここいらはホテル以外では英語は通じにくいので、 料理などの注文に困ります。 パスタとかはなじみがあるけど他は分からない。 だから他の人が食べているものを見て、 美味しそうなものを「あれ頂戴」と頼みます。 すると相手も調子に乗ってきて、 なんでもこれいる?って聞いてきます。 おいしいボロネーゼも食べたし、 明日の予定でも確認しておくかな。 あれ、もうミヤッチ寝てる。 寝姿がだんだんやつれてきてるな...。
by DIC582
| 2009-03-08 23:16
| 研修旅行記
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