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26日 7:00起床
今日は、8:50発のユーロスターに乗り、 ヴェネツィアからミラノへ入ります。 というわけで、朝食も車内で取ることに。 ん?、この場合は採る?取る?どっちだ? 朝のサンタルチア駅。 観光客よりも出勤する人が目立ちますよね。 当たり前なんだろうけど、意外な光景な気がします。 ユーロスターにまで落書きがされている...。 日本では新幹線に落書きなんてありえませんよね。 僕の朝食はミラノサンドA? でもなんだろうね、このパン生地は。 このボロボロ感がイタリア人好みらしいのですが、 僕的には、美味しいけどボロボロとこぼれ過ぎだよって感じ。 人はなぜ電車の窓の傍だと カッコつけてポーズを決めたように見えるのだろう。 あっ、サッカースタジアムだ! ここどこだっけ? ヴェローナかな? イケダッチは丁寧な子です。 旅の記録をしっかりと整理してます。 それにしてもイタリアにまでマスキングテープを持ってきているとは。 ユーロスターは4人が向かい合って座り、 中央にテーブルが出せます。 このテーブルの広さも2段階に調節できるのです。 写真は広げた状態。 4人組なら快適ですよね。 個人なら気まずい? 約2時間半でミラノに到着。 このミラノ中央駅が舞台となった有名な映画が『ひまわり』ですが、 残念ながらまだ観た事ないです。今度観てみよう。 かわいい子。 ウサギのぬいぐるみの持ち方がGoodです♪ あ、akiraさんだ!! そう、この旅の最大の目的?とういうか楽しみだったのが、 akiraさんとの合流です。 akiraさんは3月4日から始まる展覧会の仕事で、 昨日からミラノに入っていたのです。 いつもは夜中の東中野のバーで会うのに、 こんなところで昼間に会うと変な感じです。 この後、ホテルを取る必要があったのですが、 実はユーロスターで移動中にakiraさんから、 明日からミラノコレクションのレディースデーが始まるから、 ミラノ市内のホテルの確保が難しいかもとメールがあったのです。 ええ〜、だって日本にいる時には、 まだ何も始まらないからホテルも当日で平気ですよって言ってたじゃん! と、突っ込みたくなったのですが、 忘れてたんです〜ごめんなさい〜僕が先に探しておきます〜 と言ってくれて、実際に僕らが着いた時には ちゃんと確保しておいてくれたのです。 それでも5つ目のホテルでやっと確保できたとのこと。 Grazie! ごくろうさまです。 ホテルで荷物を置いて一休みしたら、 ミラノ市内をakiraさんに案内してもらいながら散策です。 僕らの希望は、郵便局、自転車屋、文房具屋、雑貨屋、 そして息子に頼まれたACミランショップ。 まずは郵便局。 ここは僕しか用がないので、みんなは先に自転車屋へ。 まず、何故僕がいつも海外で郵便局に行くかというと、 それはコピーライターのWさんに各国のハガキを頼まれているから。 それは絵はがきではなく、いわゆる官製はがき。 しかし、たいがいの場合、ポストカードちょうだい!と言うと、 「あっちの土産物屋で買いな!」って言われます。 そう、観光客が官製はがきなんかを買うとは思わないんです。 お前の欲しいのは絵はがきだろ!って感じです。 英語ではナショナルポストカードと言えばいいと教えられていたし、 フランスでもそれでどうにか分かってもらえた。 けど、イタリアは無理でした。 まずイタリア語しか通じない。 最初に入った郵便局がシエナだったので、 ああ、ここは田舎だから英語が通じないんだなって思っていた。 が、ヴェネツィアでも通じなかった...。 それでも粘って交渉しているうちに理解してもらえたのか、 ハガキが出てきたが、これ官製ハガキ??って感じだった。 ただ、しょうがなくそれを買った際に、女性が入れてくれた封筒!! これがなんともいい風合いの封筒だったんです。 大きいのはクラフト系で、小さいのは白い半透明な封筒。 どちらもいい味出してます♪ 「これ!これ欲しいんだけど、ちょうだい。」というと、 あらそう、て感じでプラス2枚づつくれた.....。 ....いや、これを買いたいのよ。 でも、後ろが込んでいたのでミラノで再チャレンジしようと、 その場はあきらめました。 これがフランス人ならいくら後ろが並んでいようとも平気だったかもね。 というわけで、ミラノの郵便局です。 写真の自販機でも切手やハガキは買えるけど、 欲しい物かどうかは分からない。なので、順番を待ちます。 その間、僕は言うべきイタリア語を反復して待ちます。 封筒はbusta(ブスタ)。しかもその現物もあるから、 Prendo questo.(これください)と言えば問題ないはず。 が、甘かった....。 現物を見せても、窓口のおっちゃんは違う封筒を出してきた...。 「いや、これだよ、これ!」思わず英語になるが、 ミラノの郵便局も英語は通じなかった...。 そして、おっちゃんの怒濤のイタリア語での説明が始まる...。 うわ、想定外! だが、いくつか聞き取れた言葉があったので理解できた。 要するにここの郵便局にはないから、 中央郵便局へ行きなさいと言っていたのだ。 それはDuomo(ドゥオーモ)の近くにあるのは分かっていたし、 これからそこらへんに行くので、まあいいかと思った。 が、結局時間がなくて行けなかったんですけどね....。 akiraさんは交通機関を使わずに歩きます。 フィレンツェ、ヴェネツィアと歩きまくったことといい、 今回の旅は歩き通しって感じです。 それにしてもイタリアは本当に走っている車よりも 駐車している車の方が多いでしょ。 レンタル自転車です。 パリでは30分間無料の貸し自転車があって、 各乗り場で乗り捨てできるようになったとは聞いていたのですが、 ミラノのもあったんですね。 パリに行った時にレンタル自転車したけど、乗り捨てじゃなかったので、 返却時間に間に合わない〜って焦ったんですが、 この乗り捨ての仕組みっていいですよね。 東京でもあると便利なんだけどなぁ。 赤いミニクーパーに赤いバラ。やるねぇ。 「僕、昔はこの辺に住んでいたんです。」 とakiraさんは言った。 akiraさんは昔、ミラノの古着屋で働いていたのだ。 それでイタリア語を覚えたんだね。 ところで、僕らを迎えた時からしているこのサングラス。 さずがイタリアインポーター、 ミラノではビシっと決めてますね〜と思っていたんだけど、 このあと、突然壊れます...。 なぜかベキっと折れて、レンズもポロっと外れます...。 「うわっ、大変じゃん! 高いんでしょ?」 「いやいや、恵比寿で3千円で買った安もんですよ〜」 「なんだ、それじゃぁ おいらのと同じじゃん」 そう、二人とも恵比寿で3千円で買ったサングラスだったんです。 ヨーロッパの建物は、中庭がある作りが多い。 なのでこういう風な光のコントラストが出来てキレイです。 マンガやフィギアがあるお店に入ってみた。 日本のマンガだらけです。 こんなに多くのマンガがイタリア語に訳されているのか!って感じでした。 写真はドラゴンボールとワンピースの融合...いいのか? 世界のキッコーマン? 同じ商品も所変われば雰囲気も変わります。 妙にかっこ良くないですか? akiraさん曰く、この「「大阪」という店は、 ミラノで一番美味しい日本食屋だそうです。 でもって高いそうです。 この目の前の鍵屋に入っていたら、 ご主人が日本人が来ているよ〜って感じで、 日本料理「大阪」のスタッフを呼んだらしく、 日本人の女将?が来ました。 若い女将は口にピアスしてました...。 自転車屋を見つけたけど、開店まで30分ぐらいあったので、 先にランチでもして待つ事に。 akiraさんがたまに行っていたピザ屋は、Buono!!!!!です♪ 追加しようとしたら、「今日はもう釜をしめちゃったよ」って....。 それにしてakiraさんって、当たり前だけどイタリア語ペラペラです。 いいですね、ジョークを言い合えるのって。 ところで、akiraさんに言われて気付いたんですが、 ミラノコレクションが始まるだけあって、 街中でモデルさんを見かけることが多かったです。 いや〜、ミラノコレクションに出るようなモデルさんだと、 一目で分かるぐらいキレイですね〜。 ちなみにこのピザ屋にもいました。写真右端の切れている女性です。 鍵屋さん。いろいろあります。 イタリア人にはどうってことなくても、日本ではいい素材になります。 ミラノだとローマに比べてキッコのベビーカーがダントツに多い。 なんでも一般的に南よりも北の方が裕福な人が多いらしく、 キッコは高級なブランドになるそうです。 こ、これは...まるでブランド好きな日本人みたいな事しますね。 ミラノでも市電は走っていました。 それにしても、ギリギリじゃない? こ、これは....うちがコンペに通って作ったノートと コンセプトが同じではないか! 国が違ってよかった....。 レオナルド・ダ・ヴィンチの像を通りすぎて、 ここは有名なミラノのアーケードのガッレリア。意外と短いんですね。 ルイヴィトンとマクドナルドが同じデザインテイストなのは面白いです。 斜向いにはプラダの本店もありました。 ここでも何やら仮装的なイベントをしていました。 ヘアメイクをしている人は着物ですね。 これ緩衝材のプチプチで出来てます。 おお、この子は白雪姫?? その白雪姫?に対して敵対心むき出しの子。 「やるか〜!」って感じ。 無視。 反対側に抜けると、街のシンボルのDuomo(ドゥオーモ)です。 なんか痛そうな感じです。 この日は、ミラノコレクション以外にも 実は大きなイベントがありました。 サッカーUEFA杯のACミラン対ドイツのブレーメンの試合です。 ドゥオーモの横ではブレーメンのサポーターが 大騒ぎしながら酒を飲んでいました。 見つけました! キッコショップです。 ベビーカーはもちろん、かわいい服やシューズ、 おもちゃなどがいっぱいありました。 ず〜と歩き通しだったので、さすがに疲れました。 ここらで休憩しましょう。外のテラスがいいね。 ライトのせいで写真の色が変ですねぇ。 さて、テーブルでの飲み物の注文が済むと、 akiraさんは店の中から食べ物をいっぱい持ってきました。 「ありがとう、悪いね〜」 「いいんですよ、HAPPY HOURですから」 「なに?それ」 「HAPPY HOURの時間帯にドリンクを頼むと カウンターに並べてある食べ物は全部無料で食べられるんですよ〜」 「はぁ〜〜?? 聞いてないよ!! なんで日本にいる間に教えておいてくれなかったのよ?」 「あれ? 知りませんでした? 」 「知らないし、あんた日本だと会う度に 『たのしみですね〜』、『何日でしたっけ〜』って、 同じことしか繰り返さなかったじゃん!!」 「そうでしたっけ〜」 「そうだよ! 事前に知ってたらローマから利用できたじゃん!!」 「知ってるかと思ってました〜」 そう、さっきもホテルで同じような事があったんです。 「チップなんかあげてるんですか〜? 僕はユーロになってからはあげてませんよ〜」って...。 「なんでそういうことは日本で言っといてくれないの??」 「知ってると思ってました〜」と。 akiraさんってほんとに日本で会っているときは、 『たのしみですね〜』、『何日でしたっけ〜』だけを ボケたおじいちゃんのように繰り返してたんです。 大事な事を伝えとけよ!!!! 日本に帰ってから恵比寿の立ち飲みバーにも HAPPY HOURがあるのを見かけましたが、 日本の場合は、お酒が安くなっているだけで、 内容は全然違いました。 イタリアって食べ物全部無料にして儲かるのかな〜? 結構暗くなってきたので、 郵便局はあきらめて先を急ぐ事に。 やってきたのはミラノの下町Porta Genova. ここはナヴィリオ運河の周りにいろんなお店があって、 とってもキレイです。 この感じ、笹倉鉄平の絵みたいです。 やっと見つけたACミランのオフィシャルショップ。 着いたのは7時半前で、閉店は7時半。 他に客は一人もいません。 僕らの中でここに用があるのは僕だけ。 そう、息子のお土産のためです。ということは、 僕はお店を貸し切って買い物している状態。 お店の人は何度も「もう閉店なんですけど」と akiraさんに伝えていました。 8時からACミラン対ブレーメンの試合でしたしね。 みんなこれから観に行くのかな〜? 夕食を食べるBARを探しながらも、 気になるお店に寄り道です。 なんだこのゾウのゆりかごは!! ベティっちゃんの奥のクマに注目。 これ、日本の木彫りの熊ですよね....? なんかブランドの柄が入ってません? ずいぶんセクシーな牛ですな〜。 夕食はまたしてもライトのせいで写真が変な色に。 ここはakiraさんが初めてイタリアに来た時に入ったお店だそうです。 奥さんと二人でのラブラブ旅行で、 当時はイタリア語など全く話せなかったそうだし、 後にミラノで働くなどとも思っていなかったとのこと。 akiraさんにとって懐かしいお店でたっぷりワインを飲みました♪ そういえば、日本のニュースで、 フランスの若者がワインは小難しいから飲まなくなったと言ってたけど、 隣りのテーブルの若いイタリア人の集団もみんなビールだったなぁ。 でも僕は、それよりもイタリア人ってバイクを利用する人が多くて、 その集団にもヘルメットを持った人がいたのに、 平気でお酒飲んでいた事の方が気になったけどね。 さぁ、ホテルに戻りましょ。 といっても、僕とakiraさんは再度深夜の街に飲みに出かけます。 ミラノ駅近くのこのホテルの周辺は、 夜中にやっているお店が少なく、 やっと見つけたBARに入ると、 そこはブレーメンのサポーターばかりだった。 今夜の試合は引き分け。 それでもブレーメンはアウェイで0-2から2-2に追いついたそうなので、 ブレーメンのサポーターも意気揚々と飲んでます。 僕らはというと....。 結構ワインを飲んで酔っていたのと、 akiraさんは昨日着いたばかりで時差ボケだし、 僕は旅の疲れのピークを迎えていたので、 実は二人とも眠かったみたいです。 ふと、気が付くとakiraさんが寝ているから、 「おい! 寝てたぞ!」と。 すると「いやいや、さっきはやすおさんが寝てましたよ」と。 どうやら二人で交互に寝てて、先に目が覚めた方が、 文句言って相手を起こすという事の繰り返しをしていたようです。 そんな事を夜中の3時の閉店までやっているなんて...。 閉店でサポーターごと一緒に店の外に出されると、 なにやらブレーメンのサポーターが店の中を見て笑っている。 見ると、一人だけ酔いつぶれているではないか。 「俺、写真撮ってくる!」と言って、 ブレーメンサポーターの声援?を受けながら店に戻ってパシャ!! デイエゴは完全に潰れていました。 僕の所属するフットサルチームの東中野FCに 元ブレーメン2部のキーパーだったSさんって人が居ます。 そのSさんもお酒を飲むと必ず毎回こうなります。 ブレーメン関連の人って....。 あっ、ここにも酔いつぶれた人が....。 結局akiraさんは、シャワーを浴びずに寝ました。 あっ、ここにも。 こ、これはもう半分死んでる?? 病人みたい....。
by DIC582
| 2009-03-12 23:44
| 研修旅行記
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