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6月14日 出発
今回の旅の目的は、 フィレンツェで行われるメンズファッション最大の展示会 「PITTI IMMAGINE UOMO」の視察。 そして、ここにBLACK BEANSが広告デザインを担当している 友人であるコマコアキラさんのベルトブランド 「TIBERIO FERRETTI」が参加しています。 イタリアへの直行便はローマかミラノ、 またはヴェネツィアしかないので、 そこを経由するのが普通ですが、 今回、僕は後半の移動のことも考慮して、 フランクフルト乗換えでフィレンツェに入ります。 フランクフルトまで約11時間で到着。 フィレンツェへの乗り換え便を確認をしようとするが、 あれ?Firenze(フィレンツェ)が無い...。 どうやらドイツ語ではFlorenz(フロレンツ)と呼ぶらしい。 フランクフルトからフィレンツェまで1時間ちょい。 出発便の遅れがあり、着いたのは夜の11時...。 そんな時間なのに、前日入りしていたアキラさんとスタッフのさくらさん、 そしてベルト職人ティベリオさんがお迎えに来てくれていました。 ありがたい。 それにしても他国のドイツから入ってきたのに、 税関チェックが全くないのはなぜ? パスポート見せてもないよ...。 ゆ、ゆるいな....。 ティベリオさんの車で地元のモンテカティーニまで高速を飛ばして30分。 イタリアのW杯初戦を見ながらの遅めの夕食となります。 それにしても眠い...。 ほぼ24時間起きてたことになるので仕方ないね。 前日入りのアキラさんとさくらさんも同様の眠い顔...。 申し訳ないけど、タイムアップと共にギブアップ。 その後の日本の初戦はあきらめます...。 6月15日 アキラさんの定宿モンテベッロは、 バルコニーも付いてて快適。 景色も田舎町ののどかな感じで落ち着きます。 だけど部屋のスイッチ類はハイテクなパネル式。 こんなの初めてだ。 6時に起きしたので、ちょっと一人で散歩にでます。 ホテルの外観。 モンテカティーニは日本でいうところの温泉街とか避暑地らしい。 感じとしては軽井沢といったところかな。 街並みもこじんまりとして落ち着きます。 うん、いい壁してますねw 道端に突如として体重計。 どうやら荷物を計るためらしいけど、 空港とかなら分かるけど、なぜ道端に?? 宿にもどってもまだアキラさんたちは寝起きだったので、 一人で朝食を採っておきます。 ティベリオさんのお迎えがあるまで、 今度は3人で散歩ですw ここはモンテカティーニのメインストリート。 まだ静かですね。 朝市があったので見学します。 日本の置物。なんか日本製ではないような印象。 アキラさんはいい感じのアンティークの置き時計をゲット。 色もデザインもすごく素敵です。 ここはモンテカティーニで一番高い五つ星ホテル。 建物が見えないね...。 山の上に街が見えます。 以前のイタリア旅行で寄り道したシエナを思い出します。 あそこまで行ってみたいなぁ。 モンテカティーニは自転車レースの街でもあるそうです。 いろんな選手のホスターも貼り出されています。 カフェで休憩。 イタリアなのになぜかNEW YORKというブランド。 このカフェブランドは街一番のお金持ちとのこと。 イタリアと言えばエスプレッソ。 これはエスプレッソマロッキーニ。 カカオパウダーがまぶしてあります。 アキラさん、さっそくさっき購入した時計を撮ってます。 メリーゴーランド。 なんかイタリアってメリーゴーランド多い印象があります。 確かフィレンツェの街中にもあったはず。 イタリアの実演販売おじさん。 実に物静かに野菜の皮むきをしております。 まったく売る気が感じられない...。 イタリアの田舎街には古いフィアットがよく似合う。 タバコ屋さんというか日用品屋さんで見かけたグラム売りのお菓子。 実は別の仕事の目的で、 イタリアのレジ前のお菓子の視察もあります。 なので当然買っていきます。 またBLACK BEANSでは、 今後パッケージデザインにも力を入れていくので、 スーパーに入って各種パッケージデザインの調査です。 あら! モレッティのおじさんっていろんなポーズがあるのね。 左端なんか指なめてますよ。 街散策は続きます。 街のあちこちに花が飾ってあります。 このステッカー気になる...。 この街に8年以上通うアキラさんは、 そちこちに知り合いがいます。 日本負けたね〜と言われています...。 宿に戻ると、すでにティベリオさんが来ていて、 外のテラスで知人とおしゃべり中。 ティベリオさん、ベルトの説明を始めます。 ここでもアキラさんは知り合いが多い。 宿のオーナーの息子さんとその同級生。 みんな仲がいいです。 白ワインをサービスしてもらいました。 なんだ宿にレンタル自転車あるじゃん。 もっといろいろ回りたいなぁ。 ティベリオさんの車でランチへ。 車はどんどん山奥へ。 なんか日本と変わんないね。 川なんか懐かしい雰囲気すらある。 こんな何もない山奥、観光客が来る術が無いですね。 ここに地元の方たち御用達のお店があるのだとか。 なんと釣り堀付きのレストラン。 店内は満席。 どのテーブルも大家族で楽しそうにお食事してます。 まるでうちがデザインしているイタリア料理チェーン店の 目指す世界観そのままだなぁ。 参考になるわ〜w 山奥なので、食材はシーフードではなく 山で採れるものが中心。 どれもこれもものすごく美味しい。 中でも真ん中のほうれん草を擦り込んだニョッキは絶品! 持って帰りたい! おじさんたちはのどかにカードゲーム。 写真撮っていい?と言うと、 笑顔でいいよ〜と返事してくれますが、 みんな緊張してぎこちなくなっちゃった...。 釣り堀見学。 あっ、犬っころ発見! なんとなくわが家のチョコに似てます。 呼んでみます。 あっ、来ますね。 来た来た。 はい、いらっしゃい。 人なつっこいなぁ。 ティベリオさんも犬好きなようw 街に戻ってからは、 明後日からのピッティに向けて追い込みです。 ここはティベリオさんのお弟子さんたちのファクトリー。 ファクトリーってかっこいいですよね〜。 これは型抜き。 いろんな抜き型があって、 OEMでやっている有名ブランドの型もあります。 ティベリオさん仕事モードに入りました。 一つひとつ職人さんの手作業で作るので手間がかかります。 アキラさんとさくらさんも仕事モードに入ります。 みんなが仕事に集中し始めたので、 僕は適当にブラブラします。 皮もたくさんあります。 これはスタッズの型。 ベルトに合わせる糸。 これはベルトの厚みを測る道具。 壁には各種ブランドの刻印が並べてあります。 もちろんTIBERIO FERRETTIも。 こうやって裏側に刻印されます。 アキラさんが南イタリアの蚤の市で買ったという 木製のベスパの置物。 いまだ日本に未発送....。 ティベリオさん、何を思いついたか、 発注して納品されていた赤、青、白のメッシュベルト素材を いきなりバラしだします。 そして四つ網を始めます。 器用ですね。 どんどん出来てきます。 アキラさんのアドバイスで三つ編みに変更し、 スリムにした後、フィットするバックルを考えます。 はい、来年の春夏用新作ベルトの試作品が出来上がり。 イタリアだけどトリコロールw このバックルかわいいね! この機械ではベルトの余分な端切れがゴミとして出てきます。 ティベリオさんの足元にたくさん落ちていますね。 これです。 ここでまた別の目的があったことを、さくらさんに言われて思い出します。 そう、以前から考えていた廃材を使ったリ・デザイングッズ。 ◎ 以前作った物はこちら! さっそく拾ってみます。 さくらさんに教わって先ほどの三つ編みをしてみます。 人生初の三つ編み。 おっ、なんかいいんじゃない!! いろんな色が混ざってもいいね。 ブレスレットでもいけますね。 トートバッグの持ち手なんかでもかわいいかも♬ 荷物になるけど持てるだけ持ち帰りましょう! ティベリオさんはますます仕事に入り込みます。 革に何かの液体(シンナー?)を塗り込んでいます。 これを熟練の技で磨きにかけます。 するとこんな絶妙なムラ感のある光沢感ができます。 あのベルルッティの革と同じ手法ですね。 高級感ありますねぇ。 結局暗くなるまで作業をした後、 夕食は屋外のバーベキューへ。 昼間の美味しい料理でお腹がいっぱいで、 あまり食べれません....。 だけど、デザートは別腹。 ここはアキラさんがイタリアNo.1と絶賛するジェラート屋さん。 すでにほとんどが売り切れ状態....。 ここのご主人はいろんなオファーがあるけど全部断っているそう。 だけどアキラさんが日本に出店するなら OKだよと言ってくれてるそう。 幸せそうに眺めていますねw 確かにいままで食べたどのジェラートよりも、 滑らかで美味しい! そんなお腹いっぱいの初日なのでした。 さて、明日はピッティに向けてフィレンツェへ移動します。
by DIC582
| 2014-06-25 13:43
| 研修旅行記
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